本日は、M&A思考トレーニング体験オンラインセミナーを開催しました。
今回は、人材研修事業に取り組んでいらっしゃるアントレラボさんとの共催セミナーです。
本セミナーは、M&A技術を学ぶことを目的していません。
M&A思考を一言で表現すると、いろんな情報や事柄をつなげて新しいものを生み出すことにその価値があります。
2年前のコロナをきっかけにして、ビジネスの在り方が大きく変わったと思います。
ソーシャルディスタンスや行動制限などで今まで当たり前のようにやってきたビジネスの前提が通用しなくなりました。例えば、宿泊・運輸・外食など、人と接することで成り立つサービス業が苦境に陥っています。
しかし、普段から「M&A思考」でビジネスに取り組んでいると、カフェがデリバリー事業をいち早く始めたり、観光地がバーチャルツアーを提供したりと、大きな変化に立ち向かうことができます。
変化に対応して事業を続けていくためには、経営や専門的知識だけではなく、社会情勢や世界の潮流を「自分事」としてとらえ、自社の事業をどうトランスフォーメーション(転換)していくかが、これからの時代は不可欠です。
【今、なぜ「M&A」が必要なのか?】
自社や自分の仕事にM&Aは関係がないと思っていても、実は世の中の「M&A」という事象によって多かれ少なかれ自分のビジネスは影響されています。
例えば、大口の取引先が買収されて取引がぱたりと止まってしまうことも珍しいことではありません。
テレビや新聞で世の中をにぎやかすのは大企業のM&Aですが、実際のM&Aにおいてはその大半が中小企業同士のM&Aです。
大事な取引先の社長が高齢で事業をやめると言い出されてからでは間に合わないことも多く、一方でM&Aの知識があれば解決できる可能性もあります。
【世界と日本の「これからを読む」】
米国の巨大なIT企業のGAFAM(Google、Apple、Facebook(現社名:Meta)、Amazon、Microsoft)は我々の生活を大きく変え、その企業価値(時価総額)は巨額です。一方で、中国やアジアの各国の経済成長が著しく、太陽光電池や半導体などいくつかの分野で日本はすでに競争力を失いかけています。
ヨーロッパでは脱炭素化を加速させつつあり、この1~2年で日本経済のルールも脱炭素へとシフトしています。
こうした社会の変化を読み、未来を予想して現在のビジネスを変えていくことが、持続的に事業をおこなうための基盤です。
M&A思考トレーニングは、年12回の講義とディスカッションを通して、①多角的視野の醸成(世界と社会の潮流を読み、多角的な視点で自社のビジネスを再定義する)、②M&A基礎知識(ビジネス法務・財務会計と分析・企業価値算定・M&Aスキーム構築など)というビジネススキルを磨いていくもので、ビジネスの実践につなげることを目的としています。
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