M&A思考養成講座レポート(第6期11回目)

2023年9月11日 M&A思考養成講座第6期11回目を開催しました。


講師からの一言

前回の講義と同様に今回の事例について自分ごとと捉え、行動に移すことが大切です。


本日のポイント

資金繰りに行き詰まる可能性が出てきたら、出来るだけ早く専門家に相談する!これまで何度も破産寸前の会社対応をしてきた経験から感じるのは、「早目の相談が再生可能性を高める」ということです。


ビジネス・リベラルアーツ


参加者からの近況報告では、「そごう・西武のM&A」についての懸念を話すなどのディスカッションがありました。
時価総額ランキングのスライドからアメリカFOMCの利上げ、為替や金利の状況について解説を行い本題では事業再生の基礎知識、事業再生に関する各種手法、注意点、再生可能な会社の特徴などが中心的なテーマとして取り上げ倒産や破産についても解説、説明を行いました。

M&Aの実践的知識

M&Aの実行シュミレーション2では、自らが買収側となりM&Aの実行シュミレーションの2回目を行いました。
フレンチビストロを事例に、事業価値算定を行い、固定資産台帳、棚卸資産、在庫の時価評価、のれん代などそれぞれ算定。
その後、DDについてディスカッションとなり、M&Aに慣れた弁護士に依頼をすることが重要ということになりました。
特にキーマン条項が非常に重要であることに一同納得。
→講義の終了間際の最後に皆さんはこのビストロを譲り受けますか?という質問に関しては、
事業譲渡に関する意見として、譲り受けるべきと考える方もいれば、
事業の属人性や金額、シナジーの問題で譲り受けないという意見がありました。
特にシェフやソムリエの存在が大きな鍵となっており、その人材が辞めるリスクが考慮されました。
また、金額やシナジーの観点からの意見もありました。

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