M&A思考養成講座レポート(第7期第4講目)

2023年5月8日、M&A思考養成講座第6期7回目を開催しました。


講師からの一言


世界中どの国でも産業界・政治・金融の思惑でルールの綱引きをしていますが、その隙にCNで優位に立つ作戦をとれるか?が大切です。


本日のポイント


一番大切なのはDD(デューディリジェンス)。
費用が掛かるが専門家の調査は絶対に実施すべきです。
DDに慣れている弁護士、会計士(税理士)に頼まないとポイントがずれた調査をしてしまうので注意!


講義:ビジネス・リベラルアーツ


恒例の「世界時価総額Top20ランキング」では、上位5社が1兆ドル越えで、上位100社合計31兆8,200億ドルのうち、僅か上位5社が約30%を占める状況が報告されました。


トヨタは3月の時点で54位($193B)だったのが、現在は57位($184B)に落ち、Teslaはトヨタの2.6倍となっています。
世界の脱炭素への取り組みについては、EUが再エネ推進の急先鋒である一方で、原発については賛否が分かれる状況があります。
中国は着々とEV化を進め、二次電池世界シェアも激増しています。
世界の脱炭素への取り組みについて。
アメリカでは、ロシアによるウクライナ侵攻によってESGに対する評価が現実的な視点で見直される中、ESG投資に積極的な金融機関や運用会社を州との取引から除外する州法制定の動きもあるようです。


→総論
「推進!」でも、各論では「まだら模様」というのが現実です。
・EUは再エネ推進の急先鋒だが、原発についての賛否はバラバラ。また、米国も政府(民主党)は推進意向でも南部中心(共和党)に根強い反発も。
・中国は石炭に依存しつつも着々とEV化を進め、二次電池世界シェアも激増。
・ロシアによるウクライナ侵略で足踏みもあったものの、大きな流れとしてはカーボンニュートラル(CN)推進の流れは変わらず進んでいる。

講義:M&Aの実践的知識

→講義:M&Aの実践的知識
~M&Aの実践的知識②~
「M&Aのプロセス」について学習しました。
M&Aプロセスは、ソーシング/オリジネーションとエグゼキューションに分類され、それぞれ専門部署で実行されることが多いです。


買収サイドの目線で説明され、まずは目的を明確化し、情報収集を行います。 また、M&Aアドバイザーの業務についても触れられました。


M&A支援機関登録制度があり、登録されたアドバイザーを利用することで助成金が活用できます。
M&Aを実行する際には、プロセスのポイントを押さえ、注意すべきポイントをしっかり把握することが重要です。

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