M&A思考養成講座レポート(SSクラス第2期7回目) 

2023年7月5日、M&A思考養成講座SSクラス第2期7回目を開催しました。


ビジネス・リベラルアーツ


Appleが遂に前人未到の3兆ドル(約432兆円!)到達!
上位6社が1兆ドル以上、そしてTop20社中16社が米国企業で占め
られている一方、日本企業トップのトヨタは44位(2,170億ドル)となりました。


講義:ビジネス・リベラルアーツ

ESG(6) カーボンオフセットの基礎知識について学習をしました。
・カーボンクレジットにはさまざまな種類があり、国や企業はそれぞれの目標に応じて利用しています。
国をまたぐ公的クレジット、クリーン開発メカニズム(CDM, 国連)、先進国の政府や企業、国連が管理する国の削減目標に参入する2国間制度に合意した各国の政府や企業、
2国間取引国の削減目標に参入する域内公的クレジット、Jクレジット(日本)など各国の独自制度を持つ企業は市場で流通し、各国・地域内の排出規制で利用されています。
国をまたぐ民間クレジットにはVCS(米ベラ認証)やゴールドスタンダード(WWF創設)などがあり、企業は市場で流通する自社の削減目標に利用。


講義:M&Aの実践的知識


「M&Aのプロセス」全体の流れを把握しつつ、必要な資料や書類について実際の資料を使って学びました。
プロセス上重要なポイントは、基本合意書(LOI)の締結、デューディリジェンス(DD)、そして最終契約書の締結と実行でした。
これらを押さえ、M&A実行時に注意すべきポイントをしっかり把握するよう意識しました。


今回のまとめとポイント


M&Aのプロセス(進行パターン)を覚えておくことが重要です。
・まず最初に、紹介案件が「自社の目的に適っているか?(このM&Aで目的達成できるか?)」を考えて検討可否を判断します。
・大体どの案件でも進行パターンは同じなので、段取りを理解しておくと焦らず検討できます!
一番大切なのはDD(デューディリジェンス)です。
・費用が掛かりますが、専門家の調査は絶対に実施すべきです。
・DDに慣れている弁護士や会計士(税理士)に頼まないと、ポイントがずれた調査をしてしまう可能性があるので注意が必要です。
「表明保証」はしっかり記載することが重要です。
・株式譲渡契約書や事業譲渡契約書に記載する「表明保証」については、DDの際に気になった点やリスクになりそうな点を漏れなく記載することが必要です。

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