M&A思考養成講座レポート(第8期2回目)

【M&A思考養成講座開催】
2023年8月28日M&A思考養成講座第8期第2回目を開催しました。

講師からの一言

貸借対照表(BS)の着眼点
M&A視点で特に重要なポイントは、①「純資産額(=自己資本比率)」、② 「現預金残高」、③「借入総額(短期+長期)」

本日のポイント

.会計知識が、経営に必要な理由
①正しい経営判断をするため②利害関係者(投資家や債権者)へ説明責任を果たすためです。
会計帳簿がいい加減な会社は、倒産の可能性が高まります。

ビジネス・リベラルアーツ

BLAの狙いは「俯瞰的な視野の醸成」と「将来的戦略立案に役に立つ情報提供」、そして「考えるネタの提供」です。
我々視点で今後重要と思われるビジネス情報、海外情報をまとめて共有させて頂く予定です。

今回はESGの基礎について学習をしました。
ESG(イーエスジー)とは、2006年、当時の国連事務総長だったコフィー・アナン氏が金融業界に提唱したPRI(投資責任原則)の中で示した投資概念(指標)。投資家が投資判断を目的とした企業分析や企業評価を行う際、長期的な視点を重視し、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)情報を考慮した投融資行動をとることを求める取り組みです。
日本では、2017年にGPIFが投資先に3つのESGインデックスを初めて採用して関心が高まりました。

実践的マネジメント知識

今回のテーマは、これまで学んだ財務の知識を使った「財務分析(経営分析)」です。
BSやPLなどの財務資料の内容と意味については、前回までの勉強である程度理解できたと思います。
これらの財務資料は、ある会社の経営結果(成績表)といえますが、それが良いのか悪いのかの判断は、何かと比べてみないとわかりません。
今回は、このような「良いのか悪いのか」を判断する「会社の健康診断手法」として財務諸表を分析する方法=財務分析を学びます。

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