
2023年4月25日、M&A思考養成講座第7期第4講目を開催しました。
講師からの一言

今後は中小企業にもESGやTCFD対応が求められる可能性が高いです。ESGやTCFD方針については、十分な注意を払って対応準備を行うことが必要です。
本日のポイント

今回の講義は、異業種の収益構造を学ぶ面白い機会です。異業種のM&Aでは、自社ではできないことを他社で行うことができるため、重要な戦略の一つとなっています。財務分析や財務比較はM&Aの入り口部分であり、12回の講義を全て受講することで、各講義が「繋がり」、M&Aに必要な知識となるため、イメージを膨らませながら講義を受講してみてください。
→講義:ビジネス・リベラルアーツ

世界の潮流は「ESG金融」と「脱炭素社会」へ。
現在の世界の潮流は、「ESG金融」と「脱炭素社会」に向かっています。 「グリーン融資」と「ソーシャル融資」は、ESG(環境、社会、ガバナンス)の視点や考え方に基づいています。 ESG金融は、企業分析・評価において長期的な視点を重視し、環境、社会、ガバナンス情報を考慮した投融資行動をとることを求める取り組みです。
講義:M&Aの実践的知識

今回のテーマは、前回に引き続き「財務分析パート2」です。
ベテランの方は別として、数字が苦手な方にとっては、財務分析において出てくる用語が増えたり、計算が多くてなかなか理解が進まなかったという方もいるかもしれません。
しかし、財務分析は「繰り返し」によって感覚が身につくものです。色々な具体的な事例をこなす中でパターンを覚えていければ、いずれ財務諸表を見ただけで感覚的に良否判断が出来るようになります。
そのレベルを目指し、今回から2回にわたって具体的な会社を事例にして分析していきます(今回は小売業)。