M&A思考養成講座レポート(第6期第6講目)

2023年4月10日、M&A思考養成講座第6期第6講目を開催しました。

講師からの一言

プライム上場企業へのTCFD義務化は、「中小企業もCO2可視化促進!」という形で顕在化し始めています

本日のポイント

M&Aを学ぶことの意義と目標はM&Aの知識により経営戦略・戦術の選択肢が広がり、多様な業種の情報も得られるため、経営環境の変化へ対応する力がつきます。

講義:ビジネス・リベラルアーツ

市場区分への移行とTCFDについて学習をしました。

TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)=気候関連財務情報開示タスクフォース」とは何か?

G20の要請を受け、金融安定理事会(FSB)により、気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うかを検討する為、2015年12月に設置。

2017年6月に最終報告書を公表して企業に対し、気候変動関連のリスクや機会について開示を推奨。世界中4,342の金融機関、企業、団体が賛同を示しているが、なんと賛同企業数では日本が最多!(2023年3月22日時点)

講義:M&Aの実践的知識

「M&Aとは?」という概要の把握、次に「M&A情報の集め方」について

そして「M&Aの基本スキーム(手法)」について実務で頻繁に使う基本4スキームを取り上げて解説をしました

M&Aの基本スキームには下記の4つがあり、案件内容に応じて色々な手法を組み合わせて、目的に合致した実行スキームを組み立てます。

①株式譲渡(株式取得)

→もっとも一般的な方法。株式の売買によりM&Aを実行する。

②事業譲渡

→株式譲渡ができない、又は特定事業だけを買収したいケースで利用される。

③第三者割当増資

→資本提携の形で段階的に進めるケースで利用される。

④合併(吸収合併)

→第三者買収のほか、グループ再編等で活用されることが多い。

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