
2023年3月22日、M&A思考養成講座第5期第8講目を開催しました。
講師からの一言

世界最強の小売業「Amazon」、そして「第二のシリコンバレー」として注目を集めるシアトル。
旧来の巨大企業に加え、AI技術の集積やエンジニア増員による新しいエコシステム形成の一方、治安悪化や物価上昇の懸念も・・・
本日のポイント
一番大切なのはDD(デューディリジェンス)です。
費用が掛かるが専門家の調査は絶対に実施すべきであり、DDに慣れている弁護士、
会計士(税理士)に頼まないとポイントがずれた調査をしてしまうので注意が必要です!
講義:ビジネス・リベラルアーツ

Bigtechが支配するビジネス界で日本企業に出来ることは・・・
①ESG関連技術:膨張するエネルギー需要に再エネ整備は間に合うのか?日本がリードするCO2回収技術、そして省力化・効率化・小型化技術は元々日本企業が得意な分野。
②ローカルビジネス(地方創生):ESG進展はサプライチェーン短縮の端緒となり得るが、それはBigtechプラットフォームに出来ないことができる可能性。「ラストワンマイル」で勝つこと!!
③そして・・・出来るだけ日本製品を応援しましょう!(結局自分に帰ってくるので)
講義:M&A学習の基礎知識

1.M&Aのプロセス(進行パターン)を覚えておく
→まず最初に、紹介案件が「自社の目的に適っているか?(このM&Aで目的達成できるか?)を考えて検討可否を判断する
→大体どの案件でも進行パターンは同じなので、段取りを理解しておくと焦らず検討できる!
2.一番大切なのはDD(デューディリジェンス)
→費用が掛かるが専門家の調査は絶対に実施すべき
→DDに慣れている弁護士、会計士(税理士)に頼まないとポイントがずれた調査をしてしまうので注意!
3.「表明保証」はしっかり記載すること
株式譲渡契約書、事業譲渡契約書に記載する「表明保証」については、しっかり内容を吟味してDDの際に気になった点、リスクになりそうな点を漏れなく記載すること!