M&A思考養成講座レポート(第4期第11回)

2023年2月27日M&A思考養成講座第四期第十一回目を開催しました。

講師からの一言

今後予想される「(コロナ融資による)債務過多企業の増加」・・・我々は如何にして対処していくべきか

本日のポイント

譲渡対象事業の中身をしっかり調べること☞株式譲渡と違って個別事業の譲渡となるため、従業員の退職、主力顧客との取引打ち切り等のリスクがないか十分調査する☞特にキーマン(主要メンバー)が残留するかどうかは大きなキーポイントとなるため、譲渡実行前に面接等により十分コミュニケーションをとること!

講義:ビジネス・リベラルアーツ

近時の社会・世界情勢の急変、インフレ等の経済環境変化は経営にも大きく影響し、場合によっては苦しい状況に至る可能性も・・・☆

しかし、経営者の多くは「経営に行き詰ったらどうなるか?」について学ぶ機会が少なく、イザとなった時慌てることが非常に多いです。

コロナ禍で苦しむ中小企業

コロナによる需要蒸発、それによる資金繰り悪化という未曽有の事態。中小企業は緊急融資で命をつないでいます。

資金繰りに行き詰まるとどうなるか?

会社は基本的にお金があれば存続可能。ただし、有利子負債や買掛金等負債の返済が滞ると経営は行き詰ります。☞手元資金から優先順位を決めて支払っている間は自力再建も可能。しかし、融資が受けられず、収入も減少の一途(収入<支出)となると・・・☞なお、どのステージにおいてもM&Aによる救済は可能です(程度によりますが)。

講義:M&Aの実践知識

M&A実行シミュレーションにつきまして

回は「フレンチビストロ」の譲渡案件です☆

店舗業態のM&Aが実際にどのように進行するのかを、

ノンネームシート段階から検討していきます☆

昨年来のコロナ禍で店舗業態のM&Aは厳しい状況ですが、本来はM&Aが活発に行われてきた分野で、ケーススタディには非常に有効です☆

そこで今回は、現在の経済状況ではなく、実際に譲渡が行われた時点(2013年)の背景事情(コロナ禍以前)という点に留意の上考えていきます

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