
2023年1月25日はM&A思考養成講座第五期第六回目を開催しました。
→本日のポイント

中小企業は、上場会社から見て上流及び下流のScope3に該当するため、
取引先のESG/TCFD方針については十分注意を払って対応準備が必要です。
BSとPLのどの部分に着目するかを重点に置いて、分析を行ってください。

→講義:ビジネス・リベラルアーツ
新市場区分への移行とTCFDについて学習しました。
大企業のESG、TCFD対応本格化の波は、サプライチェーンを構成する中小企業にも当然波及していき、中小企業は上場会社からみて上流及び下流のScope3に該当するため、取引先のESG/TCFD方針については十分注意を払って対応準備が必要です。
そして、M&A思考メンバー各社のSDGsを考えてみたスライドでは、講師がそれぞれの企業にあったSDGs番号を当てはめ、それについてとても参考になった!
という感想を頂きました。自分達がSDGsの取り組みをできていたこと、できていなかったなど今回をサンプルとして、もう一度皆様の会社で取り組んでいただけたらと思います。
→講義:M&Aの基礎知識

会社の仕組み⑤財務会計4では、様々な業種の財務分析データを受講生同士で検討し、ディスカッションを行いました。
財務諸表を見た際には、「なぜだろう」と感じてほしい箇所があります。
とある、財務諸表を例に、
・BSの場合はなぜ売掛金が多いのだろう?なぜ原材料在庫が多いのだろう?なぜ仮払い金が多いのか?
・PLの場合は、なぜ粗利率が下がっているか?過年度損益修正損はなんでだろう?
など、このような見方をすることで、財務内容が格段に理解できるようになります。