
2023年3月1日M&A思考養成講座スモールサンクラス第二期第三回目を開催しました。
講師からの一言

カーボンニュートラルは新しい「世界のビジネスルール」。
プライム(現東証一部)上場企業のTCFDに基づく情報開示が義務化の流れ。サプライチェーンへも遵守を要請する可能性(対応コスト増のリスク)があります。
本日のポイント
色々な視点、判断があり得ますが、どれが正しいというよりも「考え方」を理解するイメージが大切です。
講義:ビジネス・リベラルアーツ

カーボンニュートラル達成に向けた動きとしては
・排出CO2の量を測定・価格付け→炭素税の導入。
・2030年に再エネ36~38%達成は事実上必達→全ての建物(オフィスビル含む)の屋根に太陽光パネル設置。
更に一般家庭の屋根にも太陽光パネル設置義務化。
・得意先からのGX要請による急激な再エネ移行で供給不足発生→数年後に再エネ価格の急騰へ。
・省エネ設備の積極導入支援と技術開発→新しいビジネスにつながるかも!?
講義:M&A学習の基礎知識

・貸借対照表(BS)のM&A視点で特に重要なポイントは
①「純資産額(=自己資本比率)」 ② 「現預金残高」 ③「借入総額(短期+長期)」です。
・損益計算書(PL)の着眼点
☞M&A視点では、本業でどれくらいの期間で投資回収できるかという目線で営業利益率に着目しましょう。