社会的養護下にある若者と社会人との交流&就業支援プログラム「きみらぼ(希望と未来らぼ)」第9回目開催

皆さまは児童養護施設についてご存知でしょうか?DVなどの理由で親元で暮らせない18歳未満の子供たちが集団生活している施設であり、このような状況にある子供たちは全国で約4万2,000人存在し、児童虐待の報告件数は年間20万件にも上ると言われています。
そして、養護施設では原則として18歳になるまでに退所しなければならず、高校卒業後には住む場所を見つけて働き始めなければなりません(進学する場合を除きます)。
しかしながら、高校生が様々な仕事を見つけることは非常に困難なハードルとなりますよね?
このような社会的養護下にある若者の就業機会を広げることはできないでしょうかという考えから、昨年4月にスタートしたのが、子供たちと社会人とのトークセッション「きみらぼ(希望と未来ラボ)」です。これまでに11回開催され、様々な経緯や境遇を経て素晴らしい方々にお会いし、本当に多岐にわたるお仕事や生き方についてお話を伺ってきました。
そして、今回で12回目となるセッション(3/18)では、日本全国を旅しながら働くパソナJOBHUBの加藤遼さんをゲストに迎え、自身の人生経験を交えながら「枠にとらわれない生き方や働き方」について多くのお話を伺いました。


ゲーム漬けの中学時代、音楽に目覚めた高校時代、パンクバンドでの金髪やバーテンダー、麻雀に明け暮れた大学時代といった、多少波乱万丈な人生ですが、彼が「仲間」を大切にし、「経験」を活かし、そして「自分自身の居場所」を築いてきたというお話は、参加した皆さまの心にも響いたのではないかと思います。音楽の魅力は、老若男女を問わず伝わるものですよね。パンクでもです!

型にはまった生き方はもちろん大切ですが、それだけでなく、さまざまな生き方をしていても、立派な人間になることができるのです。これからも「きみらぼ」では、そんなメッセージをお伝えしていきたいと思います。


この取り組みにご興味をお持ちの皆さまは、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます!!

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